「監禁・48時間の裸体」というアダルト作品が商業作品のデビューという事は前に書いた。
その後VIPという会社で10本ほど監督したあと、しばらくAVから離れる事になる、やっぱり映画がやりたかった。
しかし、数年ののち、またAVを撮るチャンスが来た、なんか変わったモノを撮りたかった。
今、僕はこの作品を持って無いし、わずかに残ってる予告編と、記憶だけで書くのだが、セリフはコミック風にふき出しだけで、変なAVになってしまったという記憶がある。
会社からのテーマは「レディコミ」だったので、そんな風にしたのだが、AVとして正しかったのかは分からない。
この時も、今では考えられないが、60分の作品に4日ぐらいかけた、秋葉原近くのガード下に移動車を引いて、レール移動の撮影までしてしまった。
その当時、僕の中で、作品を作ると言う事は、そういう事だったのだ。
この作品は1995年10月発売されました。当然今は廃番になっている。
この作品は当時発売されたばかり「キューブ」というノンリニア編集機を使って編集した、使っていたMacもバグが多く、クリップもうまくつながらず、黒味がイッパイ入り、とにかく慣れないまま完成させたので、テロップの入り方、音楽の入れ方、とにかく色々雑で、残念な出来ですが、頑張って作った記憶が残ってます。
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